👈ランキング参加中クリックよろしくお願いします。
にほんブログ村
今年の夏の土用の丑はもう一日8月5日が二の丑になります。
何度食べても美味しい「鰻重」又食べる口実にもなりますね~
ウナギ大好きな者にとってどうしてこんなに”うな重”の値段が違うのか気になっていました。いい記事を見つけたので勉強がてら載せて見ます。
中国産うなぎと国産うなぎとの違いは、そのお値段と大きさです。大手通販サイトで調べたところ、蒲焼1尾を比較すると、中国産のものが1,800円前後、国産になるとそのほぼ倍の3,800円前後となるようです。また、大きさも違います。中国産の1尾は330gほど、国産では1尾160gほどとなっています。
〇中国産と国産では、うなぎの種類が違います。
”中国産のうなぎ”は、北太平洋の海域で生まれたシラス(うなぎの稚魚)を養殖したものが主流、ヨーロッパウナギとも呼ばれています。
”国産のウナギ”はニホンウナギという種類です。日本の南2000㎞ほどのところにあるマリアナ海嶺で生まれたうなぎの幼生が海流に乗って日本近海に流れ着き、河口付近でシラスウナギとして育ちます。それを捕獲して養殖するのです
〇うなぎの養殖方法が、中国と日本では違います。
”日本の養鰻場”は、ビニールハウスをかぶせたプールのようになっています。
このプール、システムが秀逸で、うなぎの養殖に適した28℃前後の水温に調整できるのです。万が一病気などが発生した場合は、水温を33℃くらいに上げて殺菌します。
うなぎに与えるエサは、カタクチイワシ、アジなどを砕いて魚粉にしたものにビタミンやミネラル、乳酸菌などを混ぜた練り餌です。
栄養たっぷりの食事で育ったうなぎたちは、大きさに合わせてそれぞれのプールに分けられ育てられます(分養)。
ハウスの養鰻場で、シラスウナギは6ヶ月~1年半ほどかけて養殖されます。特に短期間で育てた新子ウナギは皮が薄く実が柔らかく、小骨が少ないのが特徴で人気です。
出荷前には、1週間ほど水槽に入れて餌断ちをします。そしてプールの水と同じきれいな地下水をかけ流して身を引き締めると同時に泥抜きをし、生きたまま出荷されます。
”中国では「路地池」と呼ばれる広い池”が主流で養殖されます。
路地池は地面に掘った穴で、イメージ的には田んぼをそのままうなぎのための池にしたようなものです。以前は日本でも路地池を養鰻に使っていましたが、温度管理はもちろん、病気が発生しても食い止めることができないなど管理が難しかったため、現在のハウス式になっています。中国では管理の難しい屋外の池でうなぎを養殖しますが、気候がうなぎを育てるのに合っている地域を選んで養鰻場を作っているということです。
中国の養殖うなぎは、広い路地池で2年~3年かけて育てられます。養殖期間がほぼ日本の倍になるので、うなぎが大きく育つのです。そして、大きく育てば、それだけ身や皮が厚くなったり、骨が太くなったりします。中国産のうなぎが脂っこく、皮の弾力が強く、そして骨が気になるのはそのためだと思われます。
〇中国産と国産、うなぎの見分け方は?
もっとも簡単な方法は、”製品のラベル表示”です。食品には産地情報が入っていることも多いので、まずは製品のラベルを見て、産地を特定しましょう。
”大きさで見分ける方法”もあります。
一般的に、中国産のうなぎは身の幅が大きく肉厚、皮も厚めとなっています。それに比べて国産うなぎは身が細く、身と皮が薄めで全体的に引き締まっています。
👈ランキング参加中クリックよろしくお願いします。
にほんブログ村
最近のコメント