沼津西浦「スカンジナビア号の思いで」
←クリックどうぞ
にほんブログ村
沼津西浦木負に係留されていたスカンジナビア号。西浦みかんが実る頃ここを走ると思いだします。当時は何度も船に行きました~豪華船だけあってその調度品や美しい船影は忘れられない船ですね。
スカンジナビア号(旧船名・ステラポラリス号=北極星)は1927年(昭和2年)クルーズ専用客船として造られた、今世紀最後のクリッパーバウ型客船ヨット(5,105トン)で、このタイプの船は世界中に当船とデンマーク王室所有ヨットの二隻だけです。巨額を投じ、操船技術の粋を尽くし、ゴージャスな装飾品、家具、調度品を備えた格調高いヨットです。
この北欧生まれのヨットは「七つの海の白い女王」と謳われ、今なお西欧の海と船に感心のある人は往時の優雅な姿を思い浮かべ忘れる事の出来ない船です。日本に回航されるまで、スエーデンのマルモ港から、世界中の富豪で限られた人のみ、クルージングツアーの乗船を許可され、バルト海・大西洋・地中海など、西欧海域のリゾート・エリアを二週間から二ヶ月の航程で豪華の旅を続けていたそうです。しかし、残念ながら H17年3月末まで営業していたが英領バージン諸島のクルージング会社「ランティー社」へ売却が決定し修理の為、西伊豆三津浜より錨を上げ中国へえい航の途中、(06.09.02午前2時頃) 串本町の潮岬沖約3km(水深72m)でタグボートでえい航されていたスカンジナビア号は浸水が激しく起こり沈没。思い出に残る貴婦人スカンジナビア号です。
スカンジナビア号が停泊していた場所も今は静かです。隣のシーサイドレストラン「海のステージ」には今は無きスカンジナビア号の記念コーナーが有り、スカンジナビア号のファンには最適なお店です。場所 沼津市 西浦. 木負768-9. TEL055-946- 2801
←クリックどうぞ
にほんブログ村
« 沼津と「竹内栖鳳」 | トップページ | 「ブログ今日から4年目です~」 »
「414号沼津~西浦・戸田・伊豆の国」カテゴリの記事
- 「島郷海水浴場で海苔弁ランチ!」沼津(2024.08.15)
- 3月6日㈰「朝散歩は牛臥海岸迄」(2022.03.06)
- 国道414号「御用邸公園の桜と島郷の桃の花」(2020.04.01)
- 「沼津島郷海岸の夕陽が綺麗」沼津(2017.02.05)
- 「スカンジナビア号が去り10年」沼津(2016.04.24)
コメント