「親父と屋根」
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先日息子や孫が庭の植木の枝切りや竹の伐採、雑草狩りをしてくれて家の周辺が綺麗になって明るくもなった。今迄気が付かなかったが新発見!良く屋根を見ると先が少々上に反っている。見た目は一見豪華な屋根に見えてくる。家を建てたわが父も結構の拘り人間ひょんな事で家に対するこだわりを持って建てた家だった事を再認識した次第!
10年程前、この実家に引っ越してきた際、日本家屋の良さを知った。”床の間”や”欄間””雪見障子や襖”、季節を考慮し”太陽を意識した軒先の長さ””家の向き””風通し””はめ込み式仏壇”や”広い縁側に廊下”押入れの多さ”庭も大きな石があちこちに点在、低木の植木と一年を通し咲く花を植え夏には庭に照明も灯していたのを覚えている。色々考え我が家を建てた事はわかったが、屋根の形状は今回新発見した事柄だ。
※軒先に向かって上の方向に反っていますね。これは「反り屋根・照り屋根」と言うらしい。反り屋根・照り屋根は切妻屋根から軒先に反っていることが多く上方向にカーブを描いています。この建築様式は古く中国大陸から伝わった方法だそうです。湾曲にしたりと加工が必要となってきますので費用が掛かる屋根になります。寺院建築などでも軒先は反り上がっていますが、中国や朝鮮の古い建築の方が大きく反り上がっています。これは第一に美観上の工夫で、これがないと屋根が重く感じられてしまうのです。
軒先が反り上がると、重々しい屋根が翼を持ったように躍動感を持ち軽快になります。中国朝鮮の人々の方が躍動感を出したかったのでしょうね。もうひとつは軒先の空間を明るくするためにも必要だったと思います。つまり、瓦屋根の大建築を重々しく暗いものにしないために必要な技術だったのだと思われます。
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