「お寿司あれこれ①」
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寿司が大好きな私、週1度は食べないと居られない。幸い沼津という絶好の場所に住み、美味しい寿司には困らない。寿司屋の親父に教わったお寿司の”うんちく”纏めておこう!
「お寿司を美味しく食べる順番ってある?」
◆味の薄いものから濃いものへ
お寿司を美味しく食べる基本は、味の薄いネタからスタートし、徐々に濃厚なものへと進むことです。 「最初は薄い味わいのものがいいでしょう。トロを最初に食べてしまうと、脂が多いので口の中に濃厚な風味が残ってしまいます。大トロのような脂の強いネタを最初に食べると、その後の繊細な味わいが感じにくくなるため、白身魚など淡泊なものから始めるのがおすすめです。 この流れは、フレンチのコース料理に似ています。メインにかけてだんだん値段が高いものを食べる感じです。
具体的には、最初に白身魚、次にホタテやイカ、
中盤にアジや光り物(鯖や鰯など)
そしてマグロ、ウニ、イクラ、エビといった
高級ネタを後半に持ってくるのが一つの定番です」
◆江戸前寿司の伝統的な順番
「江戸前寿司では、さらに明確な順番があります。
最後に絶対穴子を出します。
関東では煮穴子が主流なのに対し、
関西では焼き穴子が好まれるなど、地域差も見られます。
最後に巻き物としてかんぴょう巻きを出すお店も。
最初と最後に出すのは店の一番の売り物。
印象に残るからです。
店のこだわりが感じられる瞬間です。中盤には、イカやホタテといった『王道のネタ』を配置し、バランスよく楽しめるよう工夫されています。この順番のポイントは、一つ一つのネタの味が分かりやすいことです。味の強弱を意識することで、それぞれのネタの個性が際立つのです」
◆自由に楽しむ現代のスタイル
「とはいえ、自分の食べたいものを好きな順番で食べても構いません。最近ではインバウンドの影響で海外からのお客様も増え、最初からウニやサーモンを食べる人もいます。お寿司は本来、屋台で気軽に楽しむ庶民の料理だったため、ルールに縛られすぎず自由に味わうのも正解です。寿司は、いろいろ好きなものを食べる料理なので、それでいいのです」
◆美味しく食べるためのコツ
お寿司を美味しく食べる順番に決まりはありませんが、伝統的な流れを知っておくと、より味わい深く楽しめます。以下は一つの目安です:
・白身魚(ヒラメ、タイなど):淡泊で繊細な味わいからスタート。
・ホタテやイカ:少しコクのあるネタで中盤へ。
・光り物(アジ、サバ):独特の風味でアクセント。
・マグロ、ウニ、イクラ、エビ:濃厚な味わいを後半に。
・穴子や巻き物:締めとして印象的な一貫を。
もちろん、「今日はトロから食べたい!」という気分なら、それも大いにアリ。お寿司の魅力は、ルールを超えた自由さと、歴史に裏打ちされた伝統の両方を楽しめるところにあります。ぜひ自分なりの「美味しい順番」を見つけてみてください。
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