「日本の現状に驚く格差」
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こんな記事を見ていて驚いた!失われた20年
近年のアメリカでは、超富裕層の1%と、残りの99%の
格差が開いているといわれる。
上位1%の所得が全体の所得に占めるシェアが拡大している。
1990年代以降の日本でシェアが拡大しているのは
上位1%ではなく上位10%、とくにその下半分だとされている。
そして2012年の所得上位5%から10%とは、
年収750万から580万にあたるという。
この上位10%というのは、無所得者を含む成人すべての10%である。
580万円は、大企業正社員としてはありがちな年収だ。
なお2016年の国税庁「民間給与実態統計調査」から割り出すと、
2015年の給与所得者4794万人のうち、年間給与600万円を上回るのは18%で、
男性の給与所得者の28%である。日本では、大企業正社員クラスの年収の人々と、
それ以外の人々の格差が開いていると考えることもできよう。
ところで、年収600万円というのはどのくらいの生活水準なのか。
日本の「格差」の真実
社会学者G氏は、年収から税金・保険料などの公租公課と、
教育費を除いた場合に、どのていどの生活費が残るのかを、
2012年の「国民生活基礎調査」から試算。それによると、
地方小都市に住む年収400万円の世帯で
公立小中学生の子どもが2人いると、
生活保護基準を下回ってしまう。
大都市の世帯で子ども2人が大学に進学すると、
年収600万円でも生活保護基準を
下回る可能性があるという。
その背景にあるのは、公租公課と教育費の上昇である。
とくに高齢化などに伴って、社会保険料があがった。
また1975年から2014年に私立大学授業料は約5倍、
国立大学授業料は約15倍となった。子ども一人を大学まで
通わせた場合の教育費の家計負担は、
すべて公立の場合で総額1000万円以上、
すべて私立だと2000万円以上とされている。
総じて日本では、2割から3割の「大企業型」とそれ以外の格差が開いている。
とはいえ、「大企業型」といえ、それほど豊かな暮らしができる世帯収入ともいえない。
2012年版の「厚生労働白書」の位置づけでは、OECD諸国のなかで日本は
相対的貧困率が高く、格差指標の1つであるジニ係数ではやや高めとされていた。
とびぬけた高所得者は目立たないが、相対的貧困層が多い、ということだろうか。
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