違い➂「素麵と冷や麦の違い」
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1. そうめんとひやむぎの違い
そうめん(素麺)とひやむぎ(冷麦)の大きな違いは、いまと昔では異なる。昔は小麦粉を塩水で練ったものを油を塗りながら細く延ばしたものをそうめん、薄く延ばして細く切ったものをひやむぎと呼んでいた。しかし、現在では機械で作られることが多いため、区別しにくくなってしまった。
そのため、日本農林規格(JAS)が定める乾麺類品質表示基準では太さで区別している。長径1.3mm未満(手延べの場合は長径1.7mm未満)の麺はそうめん、長径1.3mm以上1.7mm未満(手延べの場合は長径1.7mm未満)の麺はひやむぎとされている。ちなみに、長径1.7mm以上の麺は手延べでも機械製でもうどんに分類される。
つまり、手延べの場合は直径1.7mm以下なら、そうめんともひやむぎとも呼べるのだ。3種類の麺を並べて売ると違いが分かりにくかったため、昔は中間の太さであるひやむぎに色付きの麺を入れて区別していた。
2. そうめんとひやむぎの違いは油の有無ではない
そうめんとひやむぎには以前、原料の違いがあった。手延べで作られていたそうめんは細く延ばす際に油を塗ることが多く、ひやむぎは油を使わずに作られていた。そのため、そうめんとひやむぎの大きな違いが油の有無とされていたのだ。
しかし、現在では油を使わずに機械で作るそうめんもあれば、油を使って作られているひやむぎもある。原料の違いで区別することが難しくなったため、分かりやすく麺の太さで分類されるようになった。
<結論>
そうめんとひやむぎは名前が違うが、じつは原料やカロリーなどにはほとんど違いがなかった。明確な違いは太さのみだが、手延べの場合は同じ定義とされている。そうめんかひやむぎか迷ったときには、好みの太さのものを選ぶとよい。
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