「虫が飛んでいるように見える飛蚊症」
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最初は目に何か付いたような~蚊が飛んでいるようでもあった。
気になるので眼科に行ったら”飛蚊症”と言われもうだいぶ経つ。
最近ではすっかり慣れてしまってさほど気にはならなくなったが~
参考になる記事が有ったので~
環境省が公開している「花粉症環境保健マニュアル2022」によると、
約3人に1人がスギ花粉症と推定されるそう。
そんな花粉症の症状の一つに目の痒みがありますが、
「目を掻いてしまうと網膜剥離になりやすい」と話すのは、
眼科専門医・医学博士の平松類先生。
今回は平松先生に「目のトリセツ」について解説していただきました。
先生いわく「高齢になると、飛蚊症を訴える人が多くなる」そうで――。
◎虫が飛んでいるように見えるのは?
加齢による見え方の変化の1つに、黒い点のようなものが見えることがあります。視線を動かすと蚊のような小さな虫が飛んでいるように見えることから「飛蚊(ひぶん)症」と呼ばれています。高齢になると、飛蚊症を訴える人が多くなってきます。
その原因は、硝子体の汚れです。硝子体とは、水晶体の奥にあるゼリー状の部分のことをいいます。年齢を重ねると、この部分に汚れが出てくるのです。目の老化現象の1つですね。
ではその汚れの原因は何かというと、加齢によるシミのようなものができていることがほとんどです。
その場合はとくに問題はありません。気にしないようにすれば、そんなにわずらわしく感じられないと思います。
◎黒い点が急に増えたときは注意
ただ網膜剥離の前兆として飛蚊症が起こることがあります。例えば網膜に小さな穴が開くと、その部分の網膜の色素が飛んで、黒く見えることがあります。
あるいは網膜剥離によって眼底出血が起こり、その出血している部分が黒く見えることもあります。
とくに黒い点が急に増えたときは、注意が必要です。前述の硝子体の汚れが原因の飛蚊症であれば、急に増えることはあまりありません。
逆に急に増えるということは、網膜に穴が開いているとか、出血があるとか、炎症が起きていることが多いのです。そんなときはすぐ眼科を受診してください。
◎目は手でいじってはいけない
網膜剥離を予防するためには、目をいじらないことが一番大事です。とくに近視の人は、網膜剥離のリスクが高いですから、いじる習慣のある人はやめましょう。
◎アトピー性皮膚炎の人も注意
それと同じで、アトピー性皮膚炎の人も網膜剥離になりやすいことが知られています。なぜかというと、目を掻いてしまうからです。アトピー性皮膚炎だけでなく、花粉症でも目がかゆくなる人がいるので要注意です。知らない間に目を掻いている可能性があるので気をつけましょう。
目には物理的な刺激を与えないようにしてください。(以上婦人公論記事抜粋)
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