「8月10日焼き鳥の日 名店色々」
「8月10日は焼き鳥の日」日付は「や(8)きと(10)り」(焼き鳥)と読む語呂合わせと、焼き鳥の最高の友であるビールとともにこのうえなく美味しい真夏の日であることから。子どもから大人まで幅広く愛されている日本の食文化の一つ「焼き鳥」をさらにPRすることが目的。記念日は鮒忠が制定した日として、2007年(平成19年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
明治・大正・昭和……激動の時代とともに進化した「やきとり」
画像は「焼鳥喜平」沼津
明治時代の「やきとり」は、もっぱら屋台で食べるもの。
鶏の臓物をかば焼きにしたもので、お金のない人が口にする食べ物という位置づけだったようです。
画像は「焼鳥車」沼津
長く肉食が禁じられていた日本で、肉食の普及に一役買った(?)のが、1912(大正元)年のコレラの流行。
生ものを食べるのが政府によって禁じられ、刺身などの代わりに肉類を購入する家庭が増えたのだそうです。
画像は「とり西」伊豆長岡
1923(大正12)年の関東大震災も、東京周辺のやきとり事情に大きな影響を与えました。
すべてを失った人びとが、生活のために「すぐに商売ができるものを」と注目したのが、格安で仕入れられる牛や豚の臓物。
これらを串にさした「やきとり」店や「煮込み」店が数多く誕生しました。
画像は「鳥栄」伊豆長岡
1945(昭和20)年のいわゆる「戦後」にも、類似した事態が起こりました。
戦争の混乱で、配給や流通のシステムが崩壊。非公式なルートで仕入れた物資を商う「ヤミ市」が各地に生まれます。
やがて政府の規制が復活するも、牛や豚の臓物は対象外に。これらを使った飲食店が繁盛したのです。
画像は「角田屋」沼津
各地の「ご当地やきとり」にも、「戦争を背景に、養鶏や養豚が奨励された」「炭鉱や工場で働く人びとが、安くて栄養のある食事を求めた」
画像は「三楽」三島 焼鳥の串に刺さったネギが新しい店は串差しを自分の店でやるので美味しいとか~
画像は「山笠」函南
同じ部位の焼鳥でも全国色々な名前があって調べてみるのも楽しいかも~
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