中国旅行「6‐2 上海豫園・豫園商城」
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上海を代表する観光地の一つ「豫園よえん」。「豫園」というと、土産物店や人気飲食店が集まる、あの一帯の総称と思っていましたが、実際は庭園の名前なんです。土産物店が集まる商業街は「豫園商城」、その一角にある庭園を「豫園」と呼ぶのが正式だそうです。
江南随一の名園と称される「豫園よえん」四川省の役人だった潘允瑞によって造られた庭園だそうです。創建は明代。故郷を懐かしむ両親を慰めるために建設したといい、造園にはなんと1559年に着工18年間もの歳月がかかったそうです。潘家の没落後、庭園は一時荒廃しましたが、清代になってから上海の有力者たちが再建に乗り出します。その後1956年に西園の一部が改修・整備され、現在の「豫園」として一般に開放されるようになったのが始まりとのことです。庭園の広さは約2ヘクタール。(画像湖心亭 優雅にお茶がいただけます)
「内園」屋外の舞台、劇や音楽会を開いた様だ。この日は景徳鎮の焼きものを使った楽器の演奏中でした。笛や太鼓、木琴すべて景徳鎮の陶器が使われている。こういう舞台は江南特有なものとか。豫園のいずれの建物も殆どが清代に建てられたという。
豫園といえばこの「龍墙」と呼ばれる塀の上の瓦の装飾。中国では、龍の指は4本と決まっているのですが、こちらの龍は3本です。厳密に言うと龍ではないのです。当時は皇帝しか龍の装飾を使えなかったためにわざと3本で作ったのだそうです.中国へ行くと”龍さん”の名が付く私は凄凄いと言われるんです。
「豫園」内には穴の空いた奇石・太湖石が多数配置されています。有名なのは「玉華堂」前の池「玉玲瓏」の石。穴が多く、上に高くのびる最高級の太湖石が真ん中に配置されています。
「豫園商城」上海に来たからには絶対にハズせない観光地。食べ歩き、お土産調達、街歩きが楽しめるのはもちろん、上海の伝統文化にも触れられる歴史ある商店街です。
豫園商城は、庭園「豫園」と茶館「湖心亭」のある池と広場を中心に広がる商店街です。主なストリートは豫園新路、豫園老街、文昌路、凝暉路。細い路地で、時間があれば自由に歩いてみるのがオススメです。
並んでも買ってしまう「南翔饅頭店」は、言わずと知れた老舗小籠包専門店です。上海でいちばん有名なレストランと言ってもいいほどで、連日大行列ができている人気店なんです。今回はテイクアウトの1階売店に並びゲット、熱々の小籠包いただきました!この辺りの広場は多くの国からの観光客でさながらオリンピックの様な賑やかさでした。
豫園商城に次ぐ散策スポットとして注目されているのが、近年再開発された豫園の南側を、東西に走る全長約1kmの方浜中路(上海老街)。通り沿いに約100軒並ぶみやげもの屋や茶館などの建物が明代風に整えられ、古の上海を再現。それにしても上海に来た時は必ず寄りたくなる素晴らしい所です。
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