中国旅行「3‐3 蘇州 寒山寺」
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蘇州の市中心部から西へ20分車を走らせると“ 除夜の鐘 ” で有名な 「寒山寺」 があります。南朝梁武帝の天監年間 (502~519) に創建されたと言われる歴史ある寺院ですが、その創建当初は 「寒山寺」 という名前ではなく、“ 妙利普明塔院 ”、また寺院のすぐ西にある楓橋にちなんでか “ 楓橋寺 ” とも呼ばれていたそうです。しかし、何よりこの寺院を有名にしたのは、唐代の詩人だった張継が詠んだ「楓橋夜泊」という一遍の詩。
山門を抜けると、目の前には寒山寺の本殿 「大雄宝殿」 がドンと構えています。中央には祈願する文字が書かれた赤い長い布がたくさん掛っています。左に 「羅漢堂」、右に 「大悲殿」 と三方を囲まれたこの空間には、長い線香の煙と共に厳粛な空気が流れています。
「羅漢堂」、中国の寺院でよく目にするのが、羅漢堂。その多くは、建物の中に入ると等身大より少し大きいかな?というサイズの何百人 (300~500体とか!) もの羅漢像が並んでいるんですが、「寒山寺」 の羅漢堂はいわばそのプチサイズ。 向かいの「弘法堂」この中には弘法大師、鑑真、玄奘三蔵の像がありますが、日本人にも聞き覚えのある名前が並びますね。みんなこの寺院で修行したそうです。
寒山寺名物の 「鐘楼」 この黄色い建物の二階に梵鐘があり“ 鐘突きの塔 ”になっています。境内を散策している間も、ここから聞こえてくる鐘の音がいい響き…「鐘楼」で鐘を打つには別途5元のチケットが必要。脇にあるチケット売り場で購入してから楼内に入ります。2階の鐘楼は1人3回まで鐘を鳴らせます。以外に部屋は狭く鐘も程々の大きさでした。この鐘楼の近くに張継の有名な詩 「楓橋夜泊」が刻まれています。
月落烏啼霜満天 月落ち烏啼いて霜天に満つ
江楓漁火対愁眠 江楓漁火愁眠に対す
姑蘇城外寒山寺 姑蘇城外の寒山寺
夜半鐘声到客船 夜半の鐘声客船に到る
寒拾殿の北に 「普明宝塔」 があります。五層の塔は、2階まで登れるようになって周囲の風景を見る事が出来ます。塔の下では向かいの屋根にコインを投げています。屋根に上手く乗ると幸運がやって来るんだそうです。
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