交差点信号機「非常用発電機の思いで」
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昨晩、富士宮が震源の地震は驚いた。地震にナーバスになっている時、この揺れにはだれもが身構えた事だろう。いきなりドスンこれは近くかなと直感があった。東北関東大地震の時は大きな横揺れ地震が頻発する中、震源が近くか遠くかが揺れ方でわかるようになったようだ。富士宮で震度6、沼津は震度4だった。
地震災害が発生し交差点の信号機が消えると警察官が交通整理をするにも限界があり道路では交通渋滞を引き起こす。地元沼津署管内は主要幹線、主要交差点に信号機が550カ所程あるらしいが非常用発電機を備えた交差点はまだ少ない。一昨日計画停電に備え信号機に設置された自家発電設備の点検チェックを実施したそうだ。
この交通信号機非常用発電機は私にとって思い出す事が多い。今から約30数年前、丁度東海沖地震が騒がれた頃、仙台沖で地震が発生し交通大渋滞が起きた。その後警視庁や神奈川県警が交差点に非常用発電機を使いたいと云う話があった。警察官の交通整理には限界有ったのだろう。私が当時勤務していた会社で小型発電機を製造していたのがきっかけだった。早速技術陣に話を持っていきテスト機を作成、警視庁の玉川教習所で実機テストを実施するはこびになった。当時の信号機もかなり精密に出来ていて信号点滅の時間制御などエンジン発電機でも電圧変動率や周波数変動率が商用電源並みの精度が要求された。幸い弊社の製品はかなりの性能を持っていた事がテストで立証されたのを思い出す。警視庁向けの特別仕様として連続運転可能な大型タンクや移動可能なキャスターなど装備する事になった。その年の9月1日防災の日はじめて使用されその模様がNHKニュースセンタ9の冒頭映像で紹介されたのが印象的だった。現在はどのようなメーカー仕様モデルになっているかは知るよしもないが防災用発電機初号機を納入した事は私の思い出でもある。
3月16日(水)の計画停電予定時間
第4グループ 6:20~10:00
第5グループ 9:20~13:00
第1グループ 12:20~16:00
第4グループ 13:50~17:30
第2グループ 15:20~19:00
第5グループ 16:50~20:30
第3グループ 18:20~22:00
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