沼津 「光厳寺こうごんじ」真言宗
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沼津市鳥谷の光厳寺はもともと根古谷にあったが、北条早雲が興国寺城を拡張するに当たり鳥谷に移転、その後家光の時代に「あわら荒原」と呼ばれた現在地に土地を拝領して建立されたという。
愛鷹明神を祭祀し、愛鷹山中に伽藍(がらん)を立て麓に下り建立、根古屋地先に光厳寺沢という地名があることから、松平玄番守の興国寺城築城(ちくじょう)についての引っ越し以後と思われる。弘法大師直筆の不動明王の掛け軸があるとはいうものの明治時代において既に修復不可能とあり、痛みがひどくかすかに姿が拝されるにとどまる。
近年に至っては、節分に行われる「星祭り」の催しにおいて、蒲原、由比方面からも泊りにての参拝者もあったという。
弘法大師(空海平安時代の僧、中国市西安で青龍寺で修業) を開宗の祖とする高野山真言宗の末寺として、境内に、四国八十八ヶ所の御砂踏霊場(おすなふみれじょう)を備え、2月節分の「星祭り」4月の正御影供(しょうみえく)として火渡り柴灯護摩(さいとうごま)の祭典が行われ、にぎわいをみせている。
場所 沼津市鳥谷497
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