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「CHEESEチーズあれこれ 4」
[Ⅲシャンパーニュ地方]イル・ド・フランスの東にシャンパーニュ地方があります。世界的に有名な発泡酒シャンパンは17世紀にオーヴェレール修道院のドン・ペリニョン僧によって作りだされたと言われています。石灰質の小山の斜面にあるブドウ畑で栽培されるピノ・ノアールかシャルドネ種から作られます。
「エポワスAOCEpoisses」ウォッシュタイプ
ブルゴーニュ地方にあるエポワス村から名前がついた。独特の匂いは熟成中に水、またはマール・ド・ブルゴーニュ(地元の地酒)を混ぜてチーズを洗い熟成に不必要なカビなどを取り除く作業を行なううちにだんだん強くなってくる。約5週間で出荷され、あとはチーズショップなどで上手に熟成をさせ、うまくいけばスプーンですくえるくらいトロトロのチーズになる。ワインはしっかりと熟成させたブルゴーニュの白や赤がいい。ウォッシュタイプチーズの不思議なおいしさを味わえるチーズです。(画像/雪印チーズクラブより)他に白カビの「シャウルス」は口の中でクリームのように溶け、淡い酸味が心地よく広がるのが特徴です。ラングルという町の名のついた「ラングル」エポワスにまけない強烈な個性のチーズが有名。1991年5月14日AOC判決
[Ⅳアルザス・ロレーヌ地方]フランスの北東に位置し、北へ向かえばベルギー、ルクセンブルグ、ドイツとの国境、東側はヴォージュ山地です。 アルザス・ロレーヌ地方は鉱石が算出することから隣のドイツと争った歴史もあり、ドイツの風習が残る地域です。ビールやソーセージをよく食べています。 ワインの瓶もドイツワイン風の細長い形をしています。お菓子の「マカロン」や卵料理「キッシュ・ロレーヌは」私でも知っていますよ。
「マンステルMunster」ウォッシュタイプ
皮は淡いオレンジ、独特の匂いとまろやかで深いコクがあり、チーズ好きをかりたてる魅惑的な味。このチーズはいわゆるウォッシュタイプのチーズで、熟成をさせながらチーズの表面を塩水でこするようにして何度も洗う。このチーズは熱々に茹でた皮つきのジャガイモと一緒に食べるのがうまいとか~(画像/チーズクラブより)1978年5月31日AOC取得、1986年12月29日改定
[Ⅴロワール地方]フランスを南北に分けるロワール川は、中央高地の東よりの標高約1400メートルの山地を源流とし、中央高地を遠巻きに北西に流れオルレアンから南西に流れを変え、さらに西に向かい大西洋に注ぎこみます。長さ1020kmに及ぶフランスで一番長い川です。長い流域には美しい自然が残されており、本流や支流には自然の渓谷を生かして多くの城が建築されました。8世紀頃、南スペインから進入してきたサラセン軍をポワチエで撃退した際、スペイン軍が残していったものが山羊と山羊製(シェーブル)チーズの製造方法だったとか。現在フランスのAOCチーズ38種類のうちシェーブルチーズは8種ですが、そのうち6種がこの地方のものです。
「クロタン・ドゥ・シャヴィニョールCrottin de Chavignol」シェーブルタイプ
クロタンは山羊の乳で作ったいわゆるシェーヴルタイプのチーズ。山羊チーズ独特の臭と、ほっくりとした食感。クロタンとは馬や羊の落とし物(つまり、フン)どうやらその形ゆえの名前らしい。写真のメニューはクロタンのサラダとして知られる一品。チーズを半分に切ってパンに乗せ、トースターでパンがこんがりするまで焼いて野菜と盛り合わせる。ドレッシングをかけ、温かいチーズをくずしながら野菜と一緒に。臭みが消えて食べやすい。クロタンはパリから150kmほど南下したロワール河流域地方の産。中でもシャヴィニョール村のものが名高い。辛口の白ワインがあいそうですね。(画像/チーズクラブより)1976年2月13日AOC取得、1986年12月29日改定
「サント・モール・トウレーヌSainteMaure de Touraine」シェヴールタイプ
中心に麦わら棒が通っているのが特長です。若いチーズは軽い酸味とミルクの香りがよくしますが、1カ月もしますときめ細かい組織と酸味、塩味、コクやバランスよくしたチーズになります。
AOCに承認されたのは1990年
「セル・シュル・シェールSelles sur Cher」シェーヴルタイプ
ロワール川の支流シェール川一帯で作られる、円錐の底だけ切り離したような饅頭型のチーズです。表面にはやはりポプラの木の灰がまぶしてあり、そのまま食べられます。表面に灰をまとったチーズの中では小振りな部類で自然の白カビに覆われています。軽い酸味とかすかな甘味、それと塩味と歯ざわりがなんともいえない風味を醸し出すチーズです。1975年4月21日AOC取得、1986年12月29日改定
「ヴァランセValancya」シェーヴルタイプ
エジプト遠征に失敗したナポレオンが腹を立 て、ピラミッド型であったチーズの頭を切り落としてしまい、この形になったと伝えられています。 表面は木炭粉で覆われており、表皮の黒と中身の白のコントラストは印象的です。さわやかな酸味とクリーミーさがあり、熟成とともにコクと香りが増してきます。1998年にAOCに承認。
「シャビシュー・デュ・ポワトゥChabichou du Poitou」シェーブルタイプ
シャビシュー(Chabichou)はアラブ語のシャビ(Chabi)からきた言葉で、シェーブル(山羊)の意味です。高さ6cm、重さ150g、径6cmのボンド(樽)型のチーズで、表面はカビで覆われています。山羊臭さとコクが味わいの特長です。AOCに認定されたのは1990年。
「ブリーニ・サン・ピエールPoulignySaint-Pierre」シェヴールタイプ
その形からエッフェル塔やピラミッドのニックネームを持つチーズです。クリーミーな食べやすさが特長です。若いうちはやや酸味が強く、熟成とともに塩味、甘味と穏やかな酸味がひろがります。農家製には緑色、組合製には赤色のラベルが付けられます。
1976年にAOCに承認。
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