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2008年3月18日 (火)

【ぶらり近くの東海道】沼津編 Ⅰ

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ブログを始めて5ヶ月が過ぎました。実際にその場に行き、感じた事を文章や画像にして綴る楽しみが出来ました。どちらかというと美味しいものとか寺・神社・花等スポット記事を集めて載せていましたがこれからはストーリーがあるシリーズ物もいいな、など考え始めています。どれくらい先になるかわかりませんが纏めて本にでも出来れば尚一層励みにもなりますね。まずは【ぶらり近くの東海道】シリーズ箱根路ー三島宿ー沼津宿ー原宿あたりから始めてみます。東海道沿いの知らなかった史跡・文化財・再発見したいですね~

ぶらり近くの東海道】 沼津編 Ⅰ

Photo1 【千貫樋せんがんどい旧東海道三島加屋町を西へすぐに境川橋があります(境川は伊豆と駿河国の境にあたり文政11年(1828)の国郡全図にも箱根の関からここまでが伊豆国に入っている) 川を渡すようにコンクリート製の樋が横切っているのを旧道から少し見る事が出来ます。千貫樋は水田の水不足に困窮していた駿河の国の五カ村(現在の清水町玉川、伏見、八幡、長沢、柿田)の田地を灌漑するため国境を越えて伊豆の国小浜池の水を引き、この境川の低地にかけた樋です。樋の大きさは「増訂豆州志稿長」によれば、長さ二十五間(45.5m)幅一間(1.8m)深さPhoto_2 一尺五寸(45cm)高さ(4.2m)とあります。名称の由来は諸説がありますが、武田・今川・北条三家が同盟を結び、天文23年(1554)北条氏康の長女・蔵春院と今川義元の嫡子・氏真が結婚、今川と北条の和睦が成立した翌年に氏康から引き出物として楽寿園小浜池から水を引いて長堤を築きその水を駿河に疎通させたという説が広く知られています。江戸時代の街道図には、しばしば三嶋明神と共に千貫樋が描かれており、当時の旅人にとっても名所だったようです。当初は木樋でしたが震災(大正12年)で倒壊したため、後に再建され鉄筋コンクリート製に改修。 旧道からは少ししか見えません数軒先の路地から裏手に回り見ることが出来ました。

Photo_3 常夜燈境川橋を渡ると駿河国で現在の駿東郡清水町になります、1からしばらく行くと千貫樋バス停を少し過ぎた所の公園(新宿児童遊園地)前に弘化3年(1846)の常夜燈と説明板、夢舞台道標向かい宿がある。常夜燈には左右に駿河国に結びつきが強い秋葉大権現と富士浅間宮が刻まれており村人が防火の願いを込めて建てたとされる。当初は向かいの十字路の角にあり昭和初期には付近の神社の一画に置かれていたが平成13年の東海道400年を機に現地に移設された。常夜燈は街道筋に設置され一晩中灯火を点けておくもので駿河国では特に多く、すぐ先には八坂神社と天王様の出社祭事場所の立て札がります。

Img_1898 玉井寺(ぎょくせいじ)一里塚臨済宗妙心寺派 2から500~600m西にあります。永禄12年(1569)に伏見字金山に開創された寺で江戸時代に入り一里塚築造時に現在地に移転した。本尊は釈迦如来。境内に一里塚が片方あり江戸時代からの原型のまま保存されている。もう片方の一里塚は向かいの宝池寺にあり両方合わせ清水伏見一里塚と呼ばれます。他に境内入ってすぐにある明和4年(1767)三界万霊塔は「白隠禅師の書で他にも山号額、寺号額、達磨像掛軸、出山仏掛軸など禅師の遺墨を所蔵する。入口左や本堂左にも江戸時代の石塔、石仏があります。 場所 清水町伏見707

Img_1899宝池寺(ほうちじ)一里塚臨済宗妙心寺派 3の向かいにあります。元亀2年(1571)昌林宗久禅師により建長寺の末寺の普明山法智院として近くにに開創された寺で慶長7年(1602)一里塚築造にあたり現在地に移転、寛文年間(1661-73)に妙心寺派になり改称した。本尊は正観世音菩薩。境内に一里塚が片方あり昭和60年に原寸どおり復元整備されたものです。江戸時代には境内に茶屋もあり旅人の休憩所になっていた。本堂、庫裡、山門は昭和4年(1929)、薬師堂は昭和35年の築。本堂前の灯籠は平成6年のもの。

Img_0935柿田川公園・湧水群4の宝池寺沿いを南へ100m国道1号バイパス八幡東交差点を左折真っ直ぐ行くと右側にあります。柿田川公園「泉頭城址」は弘治年間(1555-58)北条氏康が武田氏防衛のために韮山城の外城として築城した城跡で秀吉の小田原攻めで北条氏が逃げる際に焼き払い廃城になった。元和元年(1615)家康がこの地を気に入り隠居御殿をImg_0072 造営しようとしたが着工より先に没したため中止になり江戸から大正にかけて近隣の者に開墾され続け現在は空堀や土塁がわずかに残るのみ。昭和61年に一時期汚れていた柿田川水系を守る一環として公園として整備され園内には遊歩道や水遊びが出来る湧水広場、貴船神社などがある。隣接する泉の館(伏見86)には備前様式の高野邸を中心に蔵造りの柿田川美術館、食事処、お土産屋があります。

6【 柿田川湧水群は富士山の雨雪が三島溶岩流の地下を通り長い年Img_0947 月を経て一日126万tの水量で湧き出る東洋一の湧水群で第1展望台と第2展望台から水が湧き出る部分(湧き間)を見ることができる。年間15度前後の一定した水温、ミネラルを含みそのまま飲める水質で環境庁の名水百選や朝日新聞社などが主催の21世紀に残したい日本の自然百選にも認定されている。約8500年前から湧き出ているとされここを水源とする柿Img_0092 田川は狩野川に合流する日本最短(1.2km)の一級河川。ミシマバイカモ、クレソンなど15科21種の水生植物と94科281種類の陸上生物が生息しトンボ15種などで環境庁のふるさといきものの里の認定を受けています。水の清らかさは心も清清しくしてくれます。

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